神戸大 農学部合格🌸

                     奈良高校 大石光希

私がgiftを利用しはじめたきっかけは、王寺駅周辺の2,3つある自習室を比べていちばんおしゃれで柔らかい雰囲気があるなと感じたからです。ピリピリと緊張せずに過ごせそうだなと思って通いはじめました。

giftの室内にはドライフラワーが飾られていて、自習テーブルが木でできていて、なんともほかの有料自習室にはないアットホーム感があります。(実はスタッフのJunyaさんはカフェ男子です!giftがカフェっぽい内装なのにも納得。)

私は高校3年生の夏からここに来ています。なぜ塾や予備校を利用せず自分で勉強することを選んだかというと、実は「みんなで第1志望大に現役合格!」とうたうあの体育会系(?)な雰囲気が苦手で…マイペースにこつこつ勉強するほうが私には合っていると感じたからです。

残念ながら高3のときは合格を貰えませんでしたが、現役合格にはこだわっていませんでしたし、自分のペースを大切にしたかったので、実際に浪人生になっても自習室で勉強を続けました。

私は現役時代、1年生の頃から管理栄養士になりたいと思っていたので、大阪市立大学食品栄養科学の2次試験で数学1A2B+化学+英語だけを受けました。

しかし、浪人が決まった春休みに「もっと世界の食料事情や健康に役立てることがしたい!」と思い直し、農学部で食の生産者の世界を知ろうと決めました。農学部を受験するには英語・数3・理科2科目が必要です。数学に関しては私は高3の数3の授業を取っていなかったため、教科書レベルの計算しかできない状態からのスタートでした。物理も同様に2次試験の対策などほぼやってきていません。それでも自分で工夫して、予備校なしで勉強する方法を編み出しました。

その勉強法はと言うと、市販の参考書・問題集+スタディサプリ+ Z会 の自己流ハイブリッドメソッドです(笑)。コツコツじっくりやりたい派の人にはオススメです。具体的に説明しますね。

数3はスタディサプリで基本レベルの講義を視聴し、数3のざっくりとした流れを習得してから、自分で購入した参考書の問題を解いていき、入試問題のページは解答を見ながら解法暗記。解説で何を言ってるか分からなくなったら質問したりYouTubeで同じ問題を解説している動画を探す。2週目からは自分で答えを考えてみて書いてみる。毎月とはいきませんでしたがZ会も提出してアドバイスをもらってました。

物化は主にスタサプのハイレベル講座、そして視聴後にそれぞれの重要問題集を解くスタイルでした。スタサプの講師の方々はとても分かりやすい授業を展開してくれます。初めて知る内容も教えてくれるので、学校ではないのにちゃんとノートを取ってまとめていました(笑)。

英語は私の得意科目なので、ある程度放置してもいいだろう…そう思ってました。よくジュンヤさんと一緒に過去問を全訳したりタイムアタックしたり答えを添削して頂いたりしていたのですが、「みつき、英単語力だけ足りてないで!ここの訳は単語さえ間違えてなかったら満点やのに😅」と指摘されてしまいました!!それがなんとも悔しくて、そこから単語+例文+語源をセットで頭に叩き込んでいきました。意識的に単語帳を読むことで、今まで読み飛ばしていたコラムや理解したつもりでいた単語の意味を改めて知ることができました。

共通テストの各科目はまた別の機会にまとめられたらと思いますが、夏頃から日本史は取り組んでいましたね。直前になって詰め込むのはキャパオーバーの可能性があります。

話は変わりますが、この2年間giftでは思いがけないたくさんの出会いがありました。

JunyaさんやKei先生、早田さん。毎日自習しに来る高校生、大学生、社会人の方。

たまに浪人生チームでファミレスで雑談したり、志望大学に通う先輩方と情報交換会したり、何かのタイミングで他の利用者さんと会話出来たり。

いつも1人で朝から勉強しに来ているけど、頑張っているのは1人じゃないんだなと思いました。みんながお互いを応援しあっている感じがしました。そして私も誰かのモチベになりたいと思いながらgiftに行ってました。

いちばんの思い出はやっぱり、近くのロイヤルホストJunyaさんと長文の特訓をしたことです。Junyaさんは文章の把握力や単語力が凄かったですし、アドバイスを聞いて自分もそのコツを知ることができました。

一時期京都大学の和訳問題をやっていたのですが、「下線部は直訳のみで終わらせず全体の内容をちゃんと掴んでから言い換えていって過不足なく説明する」ということを教えてもらいました。下線部訳するのは後にして、まずは最初から文章の内容を把握していく。問題提起されている話題は何なのか?登場人物や場所、時代は?セクションごとに何を言ってるの?そういうことをマークしたりメモしながら読んでいき、話のミソは何か考えます。全部読み終わって理解してはじめて完璧な下線部訳が完成するのです。Junyaさんと勉強会していなかったら、こんな解き方はせず、浅い解答しか作れなかっただろうなと思います(笑)。

さいごに、これからgiftで頑張ろうとしている皆さんに。giftはあなたのことを応援したくてたまらない素敵な大人の方々が運営しています。たくさん活用して、あなたの夢を叶える準備をしてください。私みたいに途中で方向転換しても大丈夫!なんでも挑戦しちゃいましょう。頑張る皆さんをいつでも応援しています。

 

スタッフコメント

予備校に行かず、自習室だけで大学合格できるんですね。「世界の食糧問題について考えたい」という大石さんの志が素晴らしいです。